回【史學連線】首頁

日本 中國史研究訊息

本欄啟始日期:2003年7月5日

最近更新日期:2003年9月4日

本欄排序原則:以時間順序為主,唯因編輯作業緣故,偶有例外。

本網頁之「編碼」為繁體中文,日文字部分則為Unicode 8(UTF-8)。若未出現日文,請昇級您的瀏覽器版本,或安裝東亞語言閱讀軟體,如南極星等。有任何問題,歡迎寄網站編輯。以下所提供之粗略翻譯,若有錯誤,懇請指正。歡迎有興趣的朋友提供導讀、翻譯,與史界共享。可具名、化名或匿名發表,有意者請寄網站編輯。凡未註明譯文來源者,皆為本站編輯所提供,歡迎轉載,唯請註明出處:台灣 中央研究院 歷史語言研究所 史學連線。

演講、座談會、論文 [最 新 訊 息] 書訊 [最 新 訊 息] 其他 [最 新 訊 息]

演講、座談會、論文

京都大學人文科學研究所 夏季期間公共演講:人文學與生命(2003年7月4日~5日)

 
加藤和人:問い直される生命観 - 現代の生命科学が提示するもの
 
重新被質問的生命觀—現代生命科學所提出之事
  東鄉 俊宏:皮膚ともぐさの間にあるもの - 伝統医学にみる「からだ」と「いのち」
 
皮膚和「艾」的交互作用——傳統醫學中所見的「身體」和「生命」
【註:用於炙治的艾】
  井狩 彌介:古代インドの生と死の観念 - ヴェーダの祭式世界から
 
古代印度的生死觀念——從吠陀的祭儀世界來觀察
  小南 一郎:霊魂のゆくえ - 魂の古代と現代
 
靈魂的方向——「魂」的古代與現代

亞洲海洋史研究會 7月份定期聚會(2003年7月12日)

  岡 美穂子:南欧史料からみた長崎=マカオの貿易と外交
 
南歐史料所見、長崎與澳門間之貿易與外交
  中田 美絵:代宗期における『仁王経』再譯事業と法会
 
代宗時期再度翻譯《仁王經》的事業與法會

第11回近世判牘講讀会(2003年7月12日)

  張肯堂『シュン辞』第二冊・巻九
 
張肯堂《塋辭》第二冊卷九

宋代石刻の会第二回(2003年7月12~13日)

  津坂貢政 黄庭堅「行書王史二氏墓誌銘稿」
 
黃庭堅〈行書王史二氏墓誌銘稿)
 

東文研セミナー(東京大學東洋文化研究所講座)(7月17日)

  東亜研究所第六調査委員会による支那都市不動産慣行調査報告書について
 
關於來自東亞研究所第六調查委員會的中國都市不動產習慣調查報告

京都大學文學部文學研究科 特別演講會(7月19日)

  羽場久 子 冷戰の起源と終焉 ヨーロッパの分断と統合の「境界領域」から見た冷戰
 
冷戰的起源與結束—從歐洲分裂與統合的「邊界領土」所見的冷戰

中國女性史研究會(7月26日)

  現代中国の法構造とジェンダ —女性の特別保護原則に関わる系譜的考察
 
現代中國法律結構與性別——考察關於女性之特別保護原則的系譜

國際日本文化研究中心  (學術演講會第29回7月24日)

  佐藤 卓己:戦後世論の古層—お盆ラジオと玉音放送
 
戰後輿論的歷史層次:盂蘭盆廣播與昭和天皇宣佈戰爭結束
  ジェームズ バクスター:近代日本について語るときに我々が語ること-最近のアメリカ刊行物における歴史叙述-
 

「中国宋明時代の宗族」シンポジウム「中國宋明時代的宗族」研討會(8月9日-10日)

  遠藤隆俊、井上 徹「中国宋明時代の宗族史研究」(中國宋明時代的宗族史研究)
  岡 元司「南宋名族の墓-明州史氏の東銭湖墓群-」(南宋名族之墓—明州史氏東錢湖墓群)
  佐々木愛「朱熹の宗法論とその位置について」(關於朱熹的宗法論及其位置)
  中 純夫「火葬をめぐる若干の問題について(關於圍繞著火葬的一些問題)
  小林義廣「北宋の名族-二つの韓氏-」(北宋名族—兩個韓氏家族)
  須江 隆「祠廟と宗族-北宋末期以降の「地域社会」の形成と再編-」(祠廟與宗族—北宋末以降「地域社會」的形成與重組)
  青木 敦「宋代江西撫州における修譜と限田法」(位於宋代江西撫州的修譜與限田法)
  中島楽章「元朝と宗族形成-東南山間部を中心に-」(元朝與宗族形成—以 東南部山區為中心)
  上田 信「山林と宗族-明代を中心に-」(山林與宗族—以明代為中心)
  臼井佐知子「明代における族譜編纂の意義について」(關於明代修撰族譜的意義)
  熊 遠報「宗族資産の形成とその展開-明清期、徽州洪氏光裕会を中心として-」 (宗族資產的形成及其發展—以明清時期徽州洪氏光裕會為中心)

宋代史談話会 (第65回,9月28日)

  上內 健司:『童蒙訓』成立考 (《童蒙訓》成立考)
  緒方 賢一:『太上感応篇』とその周辺 (《太上感應篇》及其環境)

學習院大學東洋文化研究所「アジアの社会変動と教育改革」プロジェクト
(「亞洲的社會變動與教育改革」計畫)(7月16日)

  杉村 美紀:国家発展戦略としての留学政策-中国とマレーシアの事例-
 
作為國家發展戰略的留學政策—以中國和馬來西亞為範例

東洋學報 第85卷第1號(2003.6) (以下節選與中國史相關部分)

  飯山 知保:金元代華北における州県祠廟祭祀からみた地方官の系譜--山西平遥県応潤侯廟を中心に (從金、元時期華北州縣的祠廟祭祀所見的地方官之關係聯繫——以山西平遙縣應潤侯廟為中心)
  楊 纓:五港開港と江浙生糸市場--19世紀中葉中国の世界市場への統合過程をめぐって--(五港開港與江浙生絲市場—以十九世紀中國向世界市場的整合過程為題)
  齋藤 勝:周紹良・趙超主編『唐代墓誌彙編續集』(編按:書評)

西日本 中國社會史研究會 (第6回研究會,7月26日)

  山口康平「中国旅游史についての研究史整理-宋代の旅行記を中心として-」 (關於中國旅游史之研究史回顧——以宋代的遊記為 中心)
  山根直生「唐宋間の徽州における同族結合の諸形態」(唐宋時期徽州相同家族結合的各種型態)
  中島楽章「元朝と宗族形成―東南山間部の墳墓問題を中心に―」(元朝與宗族形成—以東南部山區的墳墓為中心)
  上水流久彦「人類学的宗族研究の展開と台湾」(人類學宗族研究之擴展與臺灣)

早稻田大學文學部 長江文化研究所 「出土文字資料よりみた巴蜀・楚の地域文化」(出土資料所見的巴蜀、楚地域文化)研討會(7月31日)

  早稲田大学大学院文学研究科では2002年度の21世紀COEプログラムとして "アジア地域文化エンハンシング研究センター"を立ち上げ、"中国文明と地域文化の研究" を基本テーマに、学内のみならず広く学外の研究者も組織して共同研究を推進しています。私どもの長江流域文化研究所は本センターの中心組織の一つとして、巴蜀文化や楚文化などの個性豊かな地域文化が、秦漢帝国の成立に伴い、中国文明にどのようにして編入されていったのかを検証する研究部門を主として担当しております。そこで私どもはこの問題を検証するため、"出土文字資料よりみた巴蜀・楚の地域文化"と題するシンポジウムを開催することに致しました。皆様のご参加をお待ちしております
  早稻田大學大學部人文學系以2002年度的「21世紀COE計畫」,設立「提昇亞洲地域文化研究中心」,以「中國文明與地域文化之研究」為基本主題,組織校內以及廣大的校外研究者,進行集體的研究。吾等長江流域文化研究所作為本中心的核心組織之一,繼續以研究部門為主要職掌,檢證巴蜀文化和楚文化等個別特色豐富的地域文化,隨著秦漢帝國的成立,如何被整合進中國文明之中。因此,吾等為了檢討這個問題,乃從事主辦以「由出土文字資料所見的巴蜀、楚的地方文化」為題的研討會。恭候各位大駕光臨。
  藤田勝久「中国古代における秦、巴蜀、楚―長江流域の出土資料と地域文化―」
  中國古代的秦、巴蜀、楚—長江流域的出土資料與地域文化
  横田恭三「戦国簡牘文字の変遷とその特色―楚簡と秦簡の字形・字体を中心にして―」
  戰國簡牘文字的變遷及其特色—以楚簡、秦簡的字形、字體為中心
  大西克也「古代漢語における地域的差異と相互作用―秦楚の出土資料を中心に―」
  古代漢語的地域差別與相互作用—以秦楚的出土資料為中心
  小澤正人「巴蜀符号から見た巴蜀文化の諸相」
  從巴蜀的象徵符號所見之巴蜀文化的各種面貌

第29回宋代史研究会(8月9日至12日)

  山崎覚士、「唐宋時代における杭州の発展と港湾都市機能について」(唐宋時代杭州的發展與港市機能)
  これまで報告者は、呉越国を中心に五代における国際関係や交易圏の動態を研究してきたが、そうした諸関係の基点となる場所、特に都市については論及してこなかった。しかしながら交易の拠点となるのは一般に港湾部の都市であるから、そうした港湾都市の発展とをあわせ考えることでより具体的な交易像が把握されるだろうし、かつ当該時期の都市発展を都市外部との関係性で捉えることによって、より豊かな都市像が見えてくると思われる。唐宋時代の杭州については、すでに池田静夫氏・斯波義信氏などによって研究が進められており、本発表もその成果に追うところが多い。しかしながら、とくに五代から北宋にかけての杭州の都市変遷に関しては研究が手薄と思われるので、当該時期における都市機能の発展経過を海域との関係性の中で捉えてみたい陸域と海域との結節点として、また海域交易の一拠点として杭州を捉えることで、当時の交易と都市発展のあり様を展望する。
  到目前為止的報告,是研究以吳越國為中心之五代的國際關係、交易圈的動態,而沒有論及這樣的各種關係之關鍵點的地點(特別是都市)。然而,因為作為交易位置的地點,一般都是港灣地區的都市,因此由合併考慮這樣子的港灣都市的發展,將能掌握其具體的交易樣貌吧。而且,以都市外部的關係性,來認識該時期的都市發展,似乎可以來觀察其豐富的都市樣貌。關於唐宋時代的杭州,先前已由池田靜夫先生、斯波義信先生等推動研究,本次發表的論文追隨其成果之處也很多。然而,特別是關於從五代到北宋杭州的都市變遷,由於看來研究仍然不足,於是想以其和海域的關聯性來認識該時期都市機能的發展過程。以陸地與海洋的連結點,還有海洋貿易的一個據點來認識杭州,以此觀察當時交易與都市發展的一般樣貌。

  笠井直美,「岳飛故事の通俗文藝の言説における『国家』『民族』」(岳飛故事在通俗文藝論述中的「國家」、「民族」)
  「国家」「民族」に相当するような、日常生活で接触する範囲を超えた大きな人間集団に関する「想像のされ方」は、前近代中国においては近代nation state的な観念とは非常に異なっている(「華夷観」)とされる。本報告では、こうした集団の「想像のされ方」を支える様々なシステムのうち、言説システムのあり方(その偏差・変容を含め)を探る作業の一環として、元末∼清中期の岳飛故事に取材した戯曲・白話小説をサンプルとした分析を試みる。こうした問題意識からは、本来、あらゆるジャンルの「国家」「民族」に関わる言説が検討の対象となり得、サンプルとした文献は量的に少なすぎるが、「文学作品」としては「通俗的」と称しうるテキストが、この面では意外に「規範的」であったり、「閉じた・境界線の明確な・所属変更の不自由な集団」(=非「伝統中国」的?)を前提としていると思われる資料も散見されるなどの状況が見られる。中間報告というよりは問題提起的な報告となると思うが、大方のご教示を得て今後の発展につなげてゆきたいと願っている。
  在前近代的中國,關於超越在日常生活中接觸範圍的、像相當於「國家」「民族」的巨大人類集團的「運用想像之方式」,與近代民族國家(nation state)的觀念,咸認為非常不同(華夷觀)。本篇報告,乃是在各式各樣支撐如此集團之「運用想像之方式」的系統中,作為探討其論述系統的一般方式(包含其偏離與變化)的部分研究工作,嘗試以從元末至清代中期取材自岳飛故事之戲曲與白話小說為例證,進行分析。從這樣的問題意識出發,本來,所有文類關於「國家」「民族」的論述都成為研究對象,然而作為例證的文獻在數量上有些不足;倒是作為「文學作品」,稱為「通俗的」的文本,在此方面意外地是「制式化的」、而且被認為是以「封閉的、邊界清楚的、不可自由改變其所屬之集團」(等於非「傳統中國」?)作為前提,還可發現這些資料四處散見等狀況。與其說這是進行到中途的報告,我想它更是個引發問題的報告,願能獲得廣泛賜教,想繼續進行後續的發展。

第17回明清史夏合宿會(8月9日~~12日)
  荒武達朗,「1850-1950年華北地域社会の地主と農民:山東省南部莒南県の荘氏」
  山東省南部の莒南県大店鎮には明末清初より民国期にかけて荘氏という地主宗族が存在していた。 この荘氏は嘉慶年間に地域の望族へと成長を遂げ、19世紀末には山東省でも有数の大地主として知られるようになる。それ故に抗日戦争中の1944年、ここに根拠地を構えた共産党によって「封建地主」の典型として打倒された。この後、荘氏に関係する調査・研究はその「封建的支配」の性質を強調し、加えて地主とそれ以外の農民との関係を敵対的なものとらえる傾向にあった。 周知の通り、近年の近現代史の研究動向はこのような理解に対して再検討を迫っていると言えるだろう。本報告はこの荘氏にスポットを当て、彼らの清朝後期から抗日戦争前後にかけての歩みをトレースし、華北社会を構成する要素の一つとしての地主、及びそれを取り巻く地域住民のすがたを復元する。
  在山東省南部莒南縣大店鎮,從明末清初到民國時期,有一個稱為莊氏的地主宗族。莊氏一族在嘉慶年間向地方望族轉化完成,在十九世紀末,成為山東省眾所皆知、數得出來的大地主。因此緣故,在抗日戰爭進行中的1944年,在此建立根據地的共產黨將莊氏一族定為「封建地主」的典型,而加以推翻。此後,關係到莊氏一族的調查、研究,都強調其「封建的支配」的性質;此外,這些調查、研究也有將地主與其外之農民的關係視為敵對的傾向。眾所皆知,近年來近現代史的研究動向,可說對於這樣的理解,已瀕臨於再度檢討。本篇報告鎖定莊氏這個地區,追溯莊氏一族從清朝後期到抗日戰爭前後的蹤跡,重新回復構成華北社會要素之一的地主,以及環繞在地主周圍的地方民眾的形貌。
  三木 聰,「明朝国家の意思決定過程―万暦20年代の『封倭』政策をめぐって―」(明朝的國家決策過程—以萬曆二零年代的「封倭」政策為題)
  伝統中国の政治システムにおいて,王朝国家の政治的意思決定はどのように行われていたのであろうか。中国古代史について渡辺信一郎が述べるごとく(『天空の玉座』),最終的な意思決定は皇帝によってなされたとはいえ,そこへ至る過程には中央政府における重層的な会議の構造が存在していたといえよう。本報告では,万暦20年代の豊臣秀吉の朝鮮侵略をめぐる明朝中央政府の対応について,特に秀吉冊封(「封倭」)に関する政策決定と九卿・科道会議(廷議)との関連を中心に若干の検討を行うことにしたい。
  在傳統中國的政治體系中,王朝國家政治決策是怎麼樣進行的一件事呢?就中國古代史而言,如渡邊信一郎所言(《天空的王座》),最後的決策是由皇帝所為,然而,到最後皇帝決策的過程中,在中央政府中有多重的會議結構。本篇報告想要以萬曆二零年代,明朝中央政府因應豐臣秀吉侵略朝鮮一事為主,特別是關於決定冊封秀吉(「封倭」)的政策,以及九卿、科道會議(廷議)的關連為中心,進行一些檢討。

書訊

國際日文文化研究中心「共同研究報告書」(7月18日更新)

 

千田稔編著『海の古代史─東アジア地中海考─』

東アジア地中海をめぐる地域に受け継がれる共通の文化が、3∼7世紀に形成されたことを歴史学、考古学、民俗学、地理学等の多面的角度から学際的に検証。東アジア地中海古代文化圏の成立過程、その基層を探る。(「MARC」データベースより)

 

(本書)從歷史學、考古學、民俗學、地理學等多面相的角度,跨學科地驗證,成形於三到七世紀之間環東亞地中海區所承繼的共同文化;探討東亞古代文化圈的成立過程,及其底層。

(編按:本書第八章第一節論及中國古代墓制及其變遷)

 

速水融編著『近代移行期の人口と歴史』『近代移行期の家族と歴史』

人口と家族を社会を構成する基層として設定し、近代以前のユーラシア社会において人口と家族がどのように社会の構造を規定し、その変動と社会の変動との関連を探る。国際日本文化研究センターの共同研究報告集。(「MARC」データベースより)

  (本書)奠立在以人口和家族作為構成社會之底層;在近代之前的歐亞社會中,人口與家族如何影響社會構造;探索人口和家族之變動與社會變動的關聯;國際日本文化研究中心集體研究報告集。
 

今谷明編『王権と神祇』

国際日本文化研究センターにおいて、平成12年度に開催された「王権と神祇」をテーマとする共同研究会の報告書。王権や天皇制、祭りなどの中世の実態面を明らかにする。(「MARC」データベースより)

  國際日本文化研究中心於平成12年所舉辦、以「王權與神祗」為主題的集體研究會之報告書。釐清王權、天皇制與祭典等(日本)中世紀的實相。
  尾本惠市編著『日本文化としての将棋』
  日本で独自の発展をとげ、ユニークかつ複雑な盤上ゲームとなった将棋。その歴史を数々のエピソードをまじえて紹介し、そのゲーム性、戦略性、社会性などをプロ棋士や専門研究者らが語り尽くす、将棋の文化史。(「MARC」データベースより)
  (本書是關於)在日本完成其特異之發展、在獨特而複雜的棋盤上成為遊戲的「將棋」。(本書)混合介紹將棋歷史上的許多事件,是由專業的棋士和專家學者充分闡述其遊戲性質、戰略性質與社會性質的將棋文化史。
  小松和彦編『日本妖怪学大全』
  京極夏彦の参加で話題を呼んだ、国際日本文化研究センターにおける妖怪・怪異に関する日本初の本格的な共同研究会の成果論文集。(「MARC」データベースより)
  因京極夏彥的參與而引起話題、關於日本原生之妖怪與怪異的道地性格,國際日本文化研究中心的集體研究成果論文集。

日本 東洋史 7月份 研究新著(以中國史為主,節選東亞歷史相關論著)

  朴鐘鳴、滋賀のなかの朝鮮(滋賀中的朝鮮)
  古来から、交通の要衝といわれてきた滋賀県は、多くの渡来人が住みつき活躍した土地でもあった。史跡を丁寧に歩くことで、いにしえの朝鮮人と日本人の豊かな交流が浮き彫りになる。現地を訪れるのに便利なイラストマップ付き。
  自古以來,能被稱為交通要衝的滋賀縣,也是許多移民者居住、活動的地方。仔細地走在史跡中,古代的朝鮮人與日本人的豐富交流就清楚地突顯出來。附有為參訪當地而插繪的方便地圖。
  李進煕、好太王碑研究とその後(好太王碑及其後)
  好太王の功績を記念するために建てられた好太王碑には様々な説がある。通説「任那日本府」説に異をとなえた著者が73年に出版した「好太王碑の謎」(講談社)と92年に「青丘学術論集」に発表した論文を修正してまとめる。
  為了紀念好太王的功業而設立的好太王碑,有各式各樣的說法。與一般看法「任那日本府」之說唱不同調的作者,整理修正他在1973年出版的《好太王碑之謎》(講談社)以及發表在1992年的《青丘學術論文集》中的論文。
  韓永愚、韓国社会の歴史(韓國社會的歷史)
  旧石器時代から2001年までを取り上げた、壮大な韓国通史・概説書。総説に続いて全体を時代順に6編に分け、全33章で構成。特に、朝鮮時代について詳しく記述する。貴重な図版を多数収録。
  (本書)是述論從舊石器時代開始,直到2001年為止的大部頭韓國通史與概論。在總論之後,全書以時代的順序分為6編,由全部33章所組成。朝鮮時代的描述尤其詳細。收錄許多珍貴的插圖。
  堀江きょう子、異郷に永眠る悲劇の美人王昭君(永眠於異鄉的悲劇美人王昭君)
  王昭君の運命的とも云える人生の流転を、史実とされる「漢書」元帝紀・匈奴伝の記述から、元代「漢宮秋」に到るまでの文学の中に考察。敦煌莫高窟で発見された「王昭君変文」に解説を付す。博士論文の一部を単行本化。
  (本書)從被視為歷史事實的《漢書•元帝紀》、《漢書•匈奴傳》的描述,一直考察到元代〈漢宮秋〉的文學之中,也可稱為王昭君之命運的人生變化。附有在敦煌莫高窟所見的〈王昭君變文〉之解說。(本書)乃是作者之博士論文部分章節獨立出版。
  『春秋』と『左伝』―戦国の史書が語る「史実」、「正統」、国家領域観(《春秋》和《左傳》—戰國史書所言的「史實」、「正統」、國家領域觀。 )
  「春秋」「公羊伝」「左伝」は異なった国で作り出されたという新しい論証をもとに、その背景にあった各国の正統主張というメンツと意地の張り合いや史書にこめられた真実の対峙を読み比べによって詳細に読み解く。
  (本書是)以《春秋》、《公羊傳》、《左傳》乃不同國家所撰述此一新穎論證作為基礎、以閱讀、彙整在此背景下各國主張其正統性的「面子」,意志的抗衡、以及隱藏於史書中的真實對峙作為憑據,進行詳細的解讀。
八月份登錄的日本 中國史相關論著
  戴逸著,岩田誠一、高美蘭譯,日清戦争と東アジアの政治(日清戰爭與東亞的政治)
  中国が西洋文明を取り入れるために実行した洋務運動、日本の台湾占領時の住民の抵抗など、中国、日本、朝鮮三国間の近代の歴史を周到な分析と冷静な判断でまとめる。中国社会科学出版社刊「甲午戦争与東亜政治」の日本語版。
  (本書)以周到的分析和冷靜的判斷,對於中國為吸收西洋文明而實行的洋務運動、日本佔領台灣時居民的抵抗等中國、日本、朝鮮三國之間的近代史,加以總結。(本書是)中國社會科學出版社出版的《甲午戰爭與東亞政治》的日文版。
  渡辺信一郎 著,中国古代の王権と天下秩序 日中比較史の視点から(中國古代的王權與天下秩序——從日中比較史的觀點)
  「天下のイデオロギー構造」「天下の領域構造」「天下観念と中国における古典的国制の成立」「宮闕と園林」「古代中国の王権と郊祀」の5章で構成された研究書。学会での講演や市民向けの講演録を基礎にして編集。
  (本書是)由「天下的意識型態結構」、「天下的領域結構」、「天下觀念與在中國之古典國家體制的成立」、「宮闕與園林」、「古代中國的王權與祭祀」的五章所組成的研究作品。(本書是)以在學會的演講和對一般公民的演講集為基礎,編集而成。
  小倉芳彦 著,小倉芳彦著作選 2(小倉芳彥著作選集2)
  中国の古史・古伝説研究家に関する文章や、文革の最中に中国を旅した経験と中国古典に魅力を感じる自分との関係についての省察、中国研究の姿勢を問う「研究評論」など、1970年代に発表した文章を中心にまとめる。
  (本書包含)關於中國古代歷史、古代傳說研究者(顧頡剛)的文章,反省自己在文革進行中到中國旅行的經驗與感受到中國古典魅力這兩者的關係,以及探問中國研究之態度的「研究評論」等等,(本書)以1970年代發表的文章為中心。
  原田禹雄著,琉球と中国 ―忘れられた冊封使
  琉球国とは何であったか、冊封使とは何か。琉球王国は明と清という中国の大帝国と朝貢関係を結び、独自の文化と社会を築いた。一方で薩摩による「琉球征服」により江戸幕府にも従属を強いられ、その歴史は日本の歴史の中に消し去られた。冊封使関係の厖大な史料を読み込み、中国と琉球の礼に貫かれた関係を明らかにし、琉球の光と影の歴史を描く。
  什麼是琉球國呢?什麼是冊封使呢?琉球王國和明、清的中國大帝國,締結朝貢關係,構築有特色的文化與社會。另一方面,從薩摩的「琉球征服」開始,琉球被強迫附屬於江戶幕府,琉球的歷史於是在日本的歷史中被完全抹除。(作者)徹底閱讀冊封使關係的龐大史料,澄清貫徹中國與琉球間之禮的關係,描繪琉球歷史的光影。
  大日方純夫編,民族・戦争と家族
  これまでの家族史は、「国家」のなかの家族のありようや、平常態・日常態における家族に関心をむけてきた。しかし、近年の国際関係の緊密化や、戦争史研究の深まりは、家族の新たな相貌を照らし出しつつある。本巻には、東アジアにおける家族の比較史を試みつつ、「国境」を越える家族のありようや、戦争と家族の関わりに関する論文を収録した。
  到目前為止的家族史,向來關注在「國家」中家族的一般狀態,以及平常狀態、日常狀態中的家族。然而,近年來國際關係的緊密化,以及戰爭史研究的深化,持續觀照出家族的嶄新面貌。在本卷中,繼續嘗試東亞的家族比較史,收錄關於穿越「國境」之家族的實態,以及戰爭與家族之關聯的論文。
  安田二郎著,六朝政治史の研究
 

これまで発表してきた中国六朝政治史に関する論文13篇を選び、晋代の政治史、南朝の政治史、南朝の政治史と僑民、南朝の政治史と貴族の自己革新の4編に構成。

六朝期の政治は、新貴族制度の確立と僑州郡県制および土断の施行などで知られる。これら六朝政治の重要な主題に対し、本書は、西晋武帝の後宮拡充策を後漢との連続性で捉え、梁の新貴族制度は隋唐科挙官僚制度の先駆けであったこと、僑民の力量の再評価……など、徹底した史料批判により緻密に論証し、大胆に通説を覆す。

外夷から逃れた漢人の政権・六朝は、土豪たちの新貴族制度と土断(現住地に戸籍を編入すること)の施行で知られる。これらは、随唐統一国家形成の礎を築いたものとして名高い。本書は徹底した史料批判、看過されてきた史料の活用によりこの二大テーマに挑み、大胆に通説を覆す。六朝政治史研究に新たな地平を切り開く、創見に満ちた書。

  本書是選擇到目前所發表、關於中國六朝政治史的十三篇論文,組成晉代的政治史、南朝的政治史、南朝的政治史與僑民、南朝的政治史與貴族的自我更新共四編。
  六朝時代的政治,以確立新的貴族制度、實行僑州郡縣制以及土斷等為人所知。針對這些六朝政治重要的主題,本書始於徹底地批判史料,細密地論證以下幾點:從其和後漢的連續性來認識西晉武帝擴充後宮的政策、梁的新貴族制度是隋唐科舉官僚制度的先驅、重新評價僑民的力量等等;本書大膽地顛覆一般的看法。
  逃避外夷的漢人政權——六朝,以土豪們的新貴族制度和施行土斷(在現住地編入戶籍)為人所知。這些措施是以構成隋唐形成統一國家的基礎而有名。本書從徹底地批判史料、活用向來被忽略的史料開始,挑戰這兩個大的命題,大膽地顛覆一般的看法。本書是在六朝政治史研究中開創新的地平線、充滿創見的著作。
  中村 裕一著,隋唐王言の研究
 

中国古代の統治構造の根幹である公文書の内王言についての論集。隋唐王朝の王言を統一的に理解し、隋唐王朝の王言が基本的には同一であることを論証する。91年刊「唐代制勅研究」の改訂版。

隋唐の公文書は、隋唐王朝の統治構造を解明する上で重要な指針を提供する。(略)編纂文献による隋唐史研究が限界に近い段階に達した現在においては、敦煌や吐魯番から発見・出土する隋唐文書を取り入れ、古文書学的手法を採用することも必要なことである。(略)隋唐古文書研究は、明確でない唐公式令の復元と官人制の解明に寄与するものである。

   
   

其他

大阪大學 東洋史 2003年博士生入學考試的專業科目

  I.A.植民地期東南アジアの経済構造の特徴について、近代世界システムおよびアジア内交易、アジア小農社会などとの関係に注意しながら説明せよ。
  說明東南亞在殖民地時期經濟結構之特徵,並且留意其與近代世界體系,以及亞洲內部的貿易、亞洲的的小農社會等等之關係。
  I.B.ある民族や国・地域の政治のあり方に対して、外来の政治制度あるいは科学・技術が及ぼした影響について、アジアの任意の時代・地域(日本を除く)を選んで説明せよ。
  選擇亞洲(日本除外)任何時代和地域,說明外來的政治制度,或著科學技術,對某個民族和國家、地域之政治方面,所造成的影響。
  I.C.近代世界システム成立以前におけるユーラシアの政治・経済的変動と連動とについて述べよ。
  敘述近代世界體系成立之前歐亞政治、經濟的變遷與關連。
  I .D.人口の増減に影響を与えうる政治・経済・社会・文化的諸要因について論ぜよ。
  討論影響人口增減的政治、經濟、社會、文化等重要因素。
  II.A.アジアの諸国家(近代日本も可)が採用した民族政策と、その政策が対象とした民族に与えた影響とについて、任意の事例を選んで説明せよ。
  選擇任一事例,說明亞洲的各個國家(近代日本也在內)所採取的民族政策,以及該政策對目標民族所造成的影響。
  II.B.漢民族の国内あるいは国外への移動・移住のあり方と背景につき、任意の時代を選び説明せよ。
  選擇任一時代,說明漢民族在國內,或著朝國外的遷移,移民的理想型方式與背景。
  II.C.中国の「朝貢=冊封体制」内にあった東南アジア国家をひとつ選び(時代は任意)、その体制上の位置や役割、自国の正当化原理と独自の帝国秩序などについて論ぜよ。
  選擇一個在中國「朝貢冊封體制」中的東南亞國家(時代不限),討論它在這個體制中的位置與角色,該國正當化的理路以及自有的帝國秩序等等。
  II.D.中央アジア史における言語と民族との関係について述べよ。
  敘述中亞史中的語言與民族之關係。

平成15年 北海道大學大學院文學研究科修士課程入學試驗問題(社會人)專門試驗 東洋史學

  次の二問のうち一問を選擇して答 えなさい。(請從以下兩個問題中選擇一題作答)
  帝政期の中國を中心とする東アジア世界の外交關係、或いは通商關係について、研究史的狀況を踏まえて論述しなさい。通史的に論じてもよいし、 一時代について論じてまよい。
  請依據研究史的情況、論述以帝國統治時期之中國為中心的東亞世界外交關係、或著通商關係。可以通論整個歷史,也可以專論某個時代。
  中央アジア史の古代、中世、近世のそれぞれの時代におけるサマルカンドの都市の特徵について論述しなさい。
  請論述撒馬爾干(Samarkand)在中亞史中,相應於古代、中世與近世各時代的都市特徵。
  次の語句から三つを選び、四百字程度で說明しなさい。(請從下列詞語中選擇三個,以四百字的篇幅加以說明)
  (1)九品官人法(2)府兵制 (3)改土歸流(4)奏摺政治(5)遵義會議(6)ワズイール(7)「タバリー 史」(8)張騫(9)タージ•マハル(編按:Taj Mahal)(10)「陶磁の道」